日露外相会談 一定の成果があると見て良し

先日行われた河野外相の訪露の成果を確認したい。大手メディアがロシアとの外交成果を報じないからだ。両国の一致点と、主張、両外相のコメントを記載する。


・極東地域での協力は拡大の余地があるとして、インフラ整備やエネルギー開発など4つの分野で協力を進めていくことで一致


・平和条約の締結に向けて、北方領土での共同経済活動について、双方の法的立場を害さない形で来年春にも具体化できるよう事務レベルの協議を加速させること


・それに伴い、来年1月後半から2月までの間に次官級協議を開催することを確認


・国連安保理決議の完全な履行が不可欠との認識で一致


・地上型イージスはロシアに脅威を与えるものではないとロシア側に説明


河野太郎外相「ミサイル防衛や北朝鮮の問題で考え方の違いもあったが、意見の違いをぶつけられるような信頼関係はできた」


ラブロフ外相「北朝鮮による核やミサイルを使った挑発的な行為は国連安保理の決議違反で、受け入れられないものと考えているが、中国などともに交渉を始めるべきだと主張している」


マスコミは政治をワイドショー化させた大罪をどう償うのだろうか。国際情勢や日本の外交姿勢を積極的に報じないから日本人の平和ボケが治らないのだ。


ロシアの真意が伝わってこないのは日本メディアのニュースの質が悪いからであろう。安保理決議の履行が大切だと言いながら非協力的なのはロシアなのだからどこまで本気なのかわからない。


とにかく日本側としては陸上イージスの説明北朝鮮対策、さらには平和条約の進展という3点セットで現時点では問題ないだろう。ロシアとは米国の支持なしで安倍独自外交路線を継続してほしい。一定の成果はあると見て良し。





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