終わらないシリア国民の悲劇

シリアの東グータでまたもや化学兵器が使用されたという。現地の支援団体は9日までに共同声明を発表し、少なくとも48人が死亡したと明らかに。定かではないが、反体制派の活動家は、シリア軍のヘリコプターが化学物質の入った爆弾をドゥーマ地区に投下したと話しているようだ。


国際医療支援団体「シリア医療救援組織連合」によれば、東グータで活動する医師が今回の攻撃後に診察した患者たちは、身体の震えが止まらない状態で、身体がまひしたり、反応がなくなったりした患者もいるらしい。


現地の混乱を見れば明らかだが化学兵器が使用されたことは確実で、当然シリア政府軍が使用した味方が強い。興味深いのはイランの反応だ。


イランがシリア政府軍を非難?

イラン外務省のガーセミー報道官が、「イランはその原則的な政策と、宗教的な教義、道徳により、そして化学兵器の犠牲国のひとつとして、世界全土における化学兵器の使用を非難している」と発言した。イラン外務省のコメントとしてだ。


シリアは化学兵器を使用していない、と反論していることになるが、そのことを誰が信じるのだろうか。シリア政府軍に参戦しているイランの革命防衛隊の作戦を正当化するためだろうが、国際社会はすでに見抜いている。

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