・名護市長選の結果を受けて民意とは何なのか
・散々「基地問題が争点」と煽り続けた事実
・ご都合主義を繰り返すマスコミ
この世の中は様々な情報で溢れかえって、何が正しい情報なのか判断しづらい時代に我々は生きている。
SNSを駆使して子供を含む個人でさえも情報を発信できるし、それが何の価値もない情報であろうが、社会に影響を与える情報であろうが、基本的には責任を負うことはない。
問題なのはそれに振り回される人がいるということ。嘘の情報、どうでもいい情報が人の生き方に影響する時代になっている。
ところがそれと同じようなことを、個人発信よりも影響力が多大なマスコミ・メディアがやっていたらどうなるか。とても抑えることができないマスコミ権力の好き勝手な暴走を止めることは不可能で、個人が情報を切り捨てる作業をする以外逃げ道はない。
名護市長選から見えるマスコミの嘘
昨日、名護市長選の投開票が行われた。その結果、新人で与党支援の渡具知氏が当選した。
新基地反対を主張するオール沖縄陣営が支援する現職の稲嶺氏と、与党支援の渡具知氏。この構図は誰がどう見ても基地反対か容認かを問われる選挙だった。
実際にマスコミも選挙前には「争点は基地問題だ」と騒ぎ立てていた。それはなぜか。勝てると思っていたから。
そして蓋を開ければ渡具知氏の圧勝。この結果に少しはバカマスコミも反省したかと思いきや、沖縄タイムスでは衝撃の社説が掲載されていた。
(沖縄タイムス2月5日付け社説「[名護市長に渡具知氏]「基地疲れ」経済を重視」)
その内容は、渡具知氏が勝利したのは与党の組織票と締め付けが功を奏し、徹底した選挙戦を繰り広げたから、らしい。民意は決して基地容認ではないらしい!
読んでいて「本当にふざけてるな」という言葉しか出てこない。散々「この選挙の争点は基地問題だ」と言いながら、選挙で自らが主張する候補が負ければ「基地問題は争点隠しされた」と簡単に言ってしまうことが信じられない。これが影響力のあるマスコミだと考えるだけで吐き気がする。とんでもない「大嘘」である。
Mitsuteru.O
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