今日国会では参議院で北朝鮮への抗議決議を採択した。弾道ミサイル火星15号の発射を受けてのものだ。以下に詳細。
・参議院は「核・ミサイル開発をあくまでも継続するという意図の表れであり、国際社会に対する正面からの挑発として断じて容認できない」と、する決議を全会一致で採択し
・北朝鮮の挑発行為について「わが国を含む地域の安全に対するこれまでにない重大かつ差し迫った脅威」と非難
・安倍晋三首相「北朝鮮に政策を変えさせるため、毅然(きぜん)とした外交を展開し、国際社会で一致結束して北朝鮮への圧力を最大限に高める」
・これに先立ち、菅義偉官房長官は米韓両空軍が合同訓練を開始したことについて「わが国の防衛、地域の平和と安全の確保には、日米同盟および米韓同盟の強い抑止力が必要だ。わが国として支持したい」
抗議決議の採択は当然のことだと思う。しかしこうして国会が動いているけれども、国民の関心は今日も貴ノ花親方のようだ。いや、テレビだけか。
米国が攻撃するのか、しないのか。ロシアや中国は国際社会の要請に応えて北朝鮮を見捨てるのか。
確かにそんなことも大事だけど、日本はどうするの?って感じ。
米国の動向次第で日本の取るべきは策は変わる。それはわかっているけど、じゃあ今、備えるべきことはたくさんあるんじゃないの?と思う。
ミサイル防衛は完璧か?
北朝鮮からの難民対策はどうするの?
何よりも日本国民の国防への意識は大丈夫?
やることはたくさんある。それを国民に伝えないと手遅れになると思うんだけど。
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