米国のシリア戦略にイランが警告

アメリカのシリアに対する最近の脅迫を受け、イラン政府高官が、シリアにおけるアメリカの新たな口実探しについて警告しました。

アメリカ政府は、シリア政府が、再び化学兵器の使用を準備しているとして正式に非難しましたが、それに関する証拠や根拠は提示されていません。

レバノンのアルマヤーディンテレビは、アメリカの偵察機によるシリア上空での異例な飛行は、新たな行動に向けた準備を示していると伝えました。

アメリカ政府は以前、シリア政府は4月に同国北部のイドリブ州で化学兵器を使用したと主張していましたが、これまで、その主張を裏付けることができていません。(Pars Today)

http://parstoday.com/ja/news/middle_east-i32066



米国を敵対視するイラン側の意見ではあるが一理あるとも言える主張である。シリアの化学兵器問題は化学兵器禁止機関も査察に動いているが、米国が全ての情報を提供していないことは事実である。シリアへの影響力を保持したいロシア・イラン連合は米国の姿勢に反対するのは当然で、それはあらゆる面から妨害することになるだろう。


そもそもシリアが混乱した原因は間違いなく大国による中途半端な介入である。介入するなら徹底的にどちらか一方を破滅させるまで戦うべきなのである。あるいは全く介入しないことだ。内戦においては後者が基本的政策のはずである。国際社会は介入論を整理せずに米・ロシア対立を傍観していても意味はないのである。


Mitsuteru.O


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