日本は拉致問題ありきで良い

先日の南北首脳会談はパフォーマンス重視の側面はあれど、やはり歴史的なものだったことは確かである。ベールに包まれた金正恩という人物が公の場で、しかも生中継でその表情や言動を見ることができたのはやはり興味深かった。


北朝鮮が完全に核を廃棄して、弾道ミサイルも放棄する。そんなことが果たして実現するかはわからないが、とにかく日本にとっても正念場を迎えているかもしれない。


ある識者やマスコミが「日本が蚊帳の外に追いやられている」と主張している。見方によってはそういう風に思えるかもしれないがそれは単純な考え方であろう。そもそも北朝鮮が融和路線に動いているのは日本と米国が協力な制裁を実行しているから。


韓国は何か自分たちの手柄だというような気持ちでいるだろうが、決してそんなことはない。トランプ氏の硬軟織り交ぜた脅し外交と軍事力をチラつかせ、安倍首相の圧力が効果絶大だった。


問題は拉致問題。拉致問題が解決するかどうか。拉致被害者が日本に帰ってくるかどうか。北朝鮮が核を放棄すれば、日本が求めることはそれだけである。何度も失敗してきたが拉致被害者が帰って来さえすれば日本は北朝鮮にあらゆる支援を惜しみなくするべきだ。


そのための交渉を水面下で行なっているだろう。拉致被害者の帰国。これが大前提で日朝首脳会談をやるべきであり、北朝鮮と外交関係を築くのであれば、拉致問題の解決がありきで動くべきである。


本来なら私たちと同じ日本人が拉致されたのだから、日本中が拉致問題解決の空気でいっぱいにならなくてはならない。残念ながらそうならないのはバカで無能な野党と、大事なことを報道しないマスゴミの責任である。



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