今国会では憲法改正に向けた議論が活発化している。改憲派は長年の夢をついに叶えることができるか期待を込めている。
一方で護憲派は改憲は認められない、特に9条に関しては絶対に譲らない姿勢である。
いつの時代も憲法を巡る論戦は繰り広げられてきたが、国民を巻き込む論戦はなかった。なかったというよりかは、マスコミ、メディアが敬遠してきたからだ。タブー視された憲法改正を今こそやるときがきたのだ。
よくよく考えてみれば、これまでの国政選挙の勝敗や、自民党の公約を見れば改憲することは多くの国民の期待に沿っていると言える。
改憲オンリーの争点ではなかったが、少なくとも安倍首相は改憲論者であり、選挙後の政権では改憲が視野に入った運営をすることは、みんなわかっている。
今まで日本でここまで真剣に憲法について向き合うことはなかった。それは集団的自衛権の限定行使が容認されたこともプラスに働いている。良くも悪くも、多くの国民が憲法に向き合うことに成功した安倍首相の手腕は鋭い。
政治に興味がなかった若者でさえ、憲法について考えるきっかけを作ったのだから、いわゆる大人は本気で憲法をどうするのか考えるべきだろう。
MItsuteru.O
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