北朝鮮船籍が日本に漂着している問題で、政府が興味深い情報を公表した。詳細は以下の通り。
・政府は立憲民主党の逢坂誠二衆院議員からの質問に対し、答弁書として朝鮮半島からと推定される漂流・漂着木造船について2014年からの3年間で176件を確認したと公表
・漂流した木造船からの生存者を5人発見しており、漂流した経緯を巡り事情聴取したとのこと
・安倍晋三首相「菅義偉官房長官の下で情報を集約している。政府としても万全を期していきたい」
・これに関連して、海上保安庁の中島敏長官は日本海側に相次いで漂着している北朝鮮の木造船に関し、「工作船である可能性はない」と断定。
・その理由として立ち入り検査による乗組員からの聞き取り結果や、エンジンの状況を挙げた。
・自民党は北朝鮮からとみられる木造船などの漂流・漂着が相次いでいることを受け、包括的な対策を検討していく方針を決定。
・二階俊博幹事長「多くの国民が不安を抱いている。党として総合的な対策を取る必要がある」
過去3年間でこの数字。かなりの数だ。しかもそれらはニュースで報じられていない数だということになる。
実際には北陸地方で何度も北朝鮮の船が漂着していたはずなのに、ニュースにならない現実は脅威である。
しかもその船員はどうなったのか?全員が全員、北朝鮮に送還されたのか?日本国内に潜伏していないのか?
これを機に国民的議論をするべきである。今のところ、日本における最重要課題である。
以下に本日の重要ニュース
・河野外相、イラク復興支援表明
・国連安保理で北朝鮮の人権問題に関する会合
・柏崎沖に木造船 2人の遺体
・ことしの漢字は「北」
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