国会での質問時間を巡って、与野党の攻防が展開されている。野党は質問時間の確保を求めて厳しい交渉をしているが、与党はあまり良い気がしないらしい。
どっしり構えて議論に望むべき
与党は総選挙で圧勝した。多くの議席を確保し、有権者の付託を受けた。それは議席数を見れば一目瞭然だ。自民党は「謙虚な姿勢」というキーワードを多用し、やや消極的な感じがする。
マスコミや有識者は総選挙の総括を、「野党が不甲斐ないから」「自民党が評価されたわけではない」と、論評している。それは自民党支持者からすれば、単なる悪あがきに映る。多くの自民党支持者は安倍首相に最大限のリーダーシップを発揮してもらいたいと思っているに違いない。
だとすれば、多くの支持者のために、どっしり構えて議論に望むべきだ。国会の質問時間を削るなど、ありえないことで、逆にこれだけの支持があるのだから自信を持って議論に望むべきだ。
野党が無能な質問を繰り返すことも、国会をつまらないものにしている一因だが、与党が問題提起し、野党を次々に論破する。そのような構図の国会でもおもしろいのではないだろうか。
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