イラン核合意破棄を示唆 トランプ政権に敵対視鮮明

イランの最高指導者ハメネイ師は18日、2015年に米欧など主要6カ国と締結した核合意について、他の署名国が尊重する限り、イラン政府は合意を堅持するが、米政府が破棄するならイランも「破棄する」と述べた。イランの国営テレビが伝えた。(ロイター)


このイランの思惑には、米トランプ大統領が16日、米欧など6か国とイランが2015年に結んだ核合意について、「完全に破棄する」可能性が依然として残っていると述べたため。トランプ氏は先週この合意を認めないとはねつけた経緯がある。


・米トランプ大統領の発言


「私は自分がしたことに強い思い入れを持っている。付け入られるのにはうんざりだ」

「(核合意を)完全に破棄することになるかもしれない。これは現実にあり得ることだし、そうなる可能性の方が高いという見方もある」


イラン・ハメネイ師の発言


「無礼な米大統領の暴言や大うそに答えるのに時間を浪費したくない」

「(欧州は)イランの国防への介入をやめるべきだ。米国の弱い者いじめに加わってはいけない」


米・イランの対立が再浮上しているなかで、国連のグテレス事務総長は18日の記者会見で、


「世界の平和と安定のため守ることは絶対的に必要だ」

「(核合意は)守られなければならず、必要なものであることは明らかだ」

と指摘した。


イランとの核合意が破棄されれば、長年の国際社会の努力が水の泡をなる。北朝鮮への圧力効果も影響を与えることは確実で、両者は頭を冷やす必要がある。


0コメント

  • 1000 / 1000