民進党新代表、前原氏に試される試練

民進党の新代表に前原氏が選出された。蓮舫、野田体制が党の立て直しに失敗したこの状況をどう立て直すのか。新代表には数多くの試練が待ち受ける。

最大の争点が共産党の関係という悲劇


今回の代表選の最大の争点は共産党との関係だった。一言で言えば「国民不在の代表選」である。党の指導者を決める選挙の争点が、共産党との関係などというふざけたことをやっているから、今の民進党には支持が集まらないのだろう。


そもそも今や国政にあまり影響力のない力の無い政党に成り下がった民進党に、多くの国民が関心を寄せることも考えづらい。マスコミは「かつての民主党政権」とでも言わないと国民の関心を惹けないということも知っている。


前原氏は民進党内でも珍しい保守派である。共産党との選挙協力には否定的だった。対する枝野氏は推進派だった。結果は前原氏の圧勝。つまり民進党の旧指導陣の共産党との協力は否定されたことになる。さすがの民進党内部でも相当に「共産党アレルギー」があったのだろう。こうして自浄作用が働いたことは評価できる。

国防体制の議論は?


さて、思い出してほしい。民進党は与党・政府が推し進めた集団的自衛権の行使や、国防体制の大幅な転換に猛反対をしてきた。これをきっかけに共産党との関係が接近してきたのだが、前原代表は集団的自衛権について容認するのだろうか?


ましてや北朝鮮の核ミサイルの脅威が日本を覆っている現状を考えれば、野党第一党の安全保障の考え方を国民は知るべきだし、党の代表としても主張すべきである。それが責任ある野党の姿なのだ。無理をしてまで与党と対立する必要はなく、国民の為になることは政府と連携する柔軟さを示すことも国民の信頼を回復させるひとつの手法である。


民進党に残された道


民進党が自民党と対峙していくために必要なことは何だろうか。自民が保守なら民進は無理にまで左派になる必要があるのだろうか。その間違った概念が政治の世界に蔓延しているようだが、私は必ずしもそうではないと思う。


特に国防に関しては、より慎重に主張すべきだ。安易に共産党と協力するなどという愚行は一切やめたほうがいいだろう。まずそんなことに国民は騙されないし、左派の一部過激派が日本をおかしくしていることなど、みんなが知っているのだから。


とにかく、前原新代表の動向はチェックすべきだ。腐っても野党第一党なのだから。

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