尖閣周囲で中国が無許可海底調査

尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)での中国による無許可海洋調査問題で、中国の海洋調査船は海底の泥を広域で継続的に採取していることが22日、分かった。調査船の活動内容が明らかになるのは初めて。中国は東シナ海で海底資源の開発権利が認められる大陸棚を拡張するよう主張しており、正当性の根拠にするため地質分析を進めている疑いが浮上した。


複数の政府高官によると、最近の調査で調査船から採(さい)泥(でい)器(き)と呼ばれる器具を海中に投入していることが判明した。24時間態勢で無許可調査を行い、30分に1回程度の頻度で泥を採取している。海保の巡視船による中止要求に対し、「中国政府の許可を得て調査している」と反論したという。

(産経)


エスカレートする中国の挑発


中国は南シナ海の権益確保に続き、東シナ海の日本と対立する尖閣周囲の海域も手を伸ばしている。それは何年も前からわかっていたことだが、日本政府のだらしない姿勢のおかげで中国に隙を与えてしまった。中国は領土領海紛争に持ち込むことでその後の実効支配を進めていく戦略だろう。日本はその現実から逃げてはいけない。


保守派の反発を安倍政権は抑えられるか


その日本政府の弱気な姿勢が中国の挑発をエスカレートさせたのだが、それは言うまでも無く政治の責任である。安倍首相を退陣させたがる勢力は現在主に左派や護憲派だが、尖閣の問題をこのまま放置していたら、安倍首相の支持基盤である保守派の反発を招くことになる。本来、自国の国民は他国の侵略に対して相当な怒りを表すものだが、日本はどうも違うらしく、尖閣の話題も無視されがちだが、このままでは本当の意味で安倍政権は持たないだろう。


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